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安全管理



当社では「安全ナンバーワン企業を目指す。」を経営方針の一つとしており、「安全は経営の第一原則であり企業の使命である。」と考えています。また行動基準(CC10)の中でも、いかなる事故、災害の危険をも予知し、その防止に努めることで無事故・無災害を継続することを誓っています。

当社の安全に係るすべての活動を「安全ナンバーワン活動」とし、千葉工場、四日市工場をはじめ、全社で安全管理の一体的な推進を図っています。

保安防災

(1)産業保安事故防止に向けた取り組み

産業保安に対するコミットメント

安全宣言

当社では、産業保安に対するコミットメントとして、社長が 「安全宣言」により安全優先の理念・方針を、すべてのステークホルダーに対し発信しています。またCSR委員会は、定期的に千葉工場・四日市工場に対して保安防災に関する査察を行い、CSR委員長である社長自ら現場の保安の最高責任者として、作業環境の実態や安全管理について、訓練や定期整備の実施状況などを確認しています。2020年度からは新型コロナウイルスへの対応で事業所間の移動を制限したことにより、従来と同じような現地に入る査察は困難な状況となりましたが、委員長からの現場へのメッセージ発信を行い、経営トップの安全へのコミットメントを明確にしながら、タブレット等を活用した動画配信によるリモート査察を行うなど自主保安体制の向上を図っています。

安全トピックス

「保安防災を考える月」行事

2011年東日本大震災で、千葉工場のアルコール・ケトン製造装置の火災という難局を乗り越えた経験を風化させず、後世に引き継いていくことを目的に、2013年から毎年3月を「保安防災を考える月」としています。安全管理意識の向上を安全活動の活性化につなげることを目的に、安全講演や過去事例に学ぶ語り部企画などを、毎年千葉工場をメイン会場として、四日市工場、本社をテレビ会議で中継し、役員、社員ならびに協力会社の方々をはじめ、大勢の役職員が聴講します。

2021年は、千葉工場の第4エチレン製造装置系の大型定期整備期間中であり、新型コロナウイルス感染症が収束に至らない中、過去とは違った動画の視聴スタイルで実施しました。安全管理構築の契機となった過去の大事故を知り、プロセス安全管理(PSM)やスーパー認定施策ならびに新技術への理解を深めた取り組みとなりました。

【2021年実施概要】
コンテンツ タイトル 内容
安全講演 プロセス安全管理(PSM)による安全ナンバーワン企業を目指して
(講師:環境保安部 荒木部長)
全世界で標準となっている化学プラントのPSM※やCCPSメトリックス※についての概略説明
スマート保安とDXによる安全工場を目指して
(講師:環境保安部 植松次長)
プラントへ導入される新技術「スマート保安とDX」、「スーパー認定制度」による未来の安全工場について解説
事故事例に学ぶ(語り部企画) 各社の事故事例
(高圧ガス保安協会による学習用コンテンツ)
事故を二度と繰り返さないため、過去事例を広く学び疑似体験することで危機感を磨く
※PSM(Process Safety Management):プロセス安全管理
※CCPSメトリクス(Center for Chemical Process Safety Metrics):
石油および化学工業会社ならびに業界全体がプラント事故防止活動成績を自己評価するための共通のメトリクス測定基準。
 
安全文化の醸成と自主保安活動の促進

品質管理課 部署内発表会の様子


品質管理課 活動(パトロール)の様子

当社では、様々な取り組みにより、安全文化の醸成と自主保安活動の促進を図っています。

CA1(ChemiwayAnzenNo.1)活動は、部署を単位とする全員参加の安全活動です。活動開始当初は5S活動など身近な活動が中心でしたが、現在では自ら問題を発見しその解決に向かって挑戦する「問題解決型」段階へと進化してきました。年1回、全部署がその成果をポスターにし、報告し合うことで社内事例の水平展開を行います。さらに優秀な活動をした部署は改めてCSR委員会において発表し、表彰されます。また、リスク低減のための改善提案活動では、現場のリスク低減に最も貢献があった改善の提案者や、保安防災、労働安全に関して特別な功績があったと認めた者を安全功労者として表彰しています。

(2)各工場の安全活動の取り組み

設備災害・事故防止の取り組みと発生件数

自主保安の基本は自ら設備の検査を行って劣化具合を評価し、適切に補修することでトラブルの発生を未然に防止することです。

当社においても設備の高年次化に伴う外面腐食が大きな課題となっているため、千葉工場・四日市工場では中長期計画に基づき、全設備の外面腐食検査を網羅的に行い、維持管理に努める専任チームを立ち上げています。

また、急速に若年化している保全部門の従業員の経験を補うため、各種教育の充実を図っています。

【異常現象等件数】(暦年および年度)
年 2017 2018 2019 2020 2021
件 1 3 3 0 1
※石油コンビナート等災害防止法に基づく異常現象に加え、その他法律に基づき、当社内で異常現象相当の事故として原因究明・対策を行った設備上のトラブル
※2020年は、暦年から年度管理への移行期間として2020年1月から2021年3月分までを掲載
 
安全管理システムをもとに活動

千葉工場・研究所の安全管理システムは、高圧ガス保安法の認定基準・ボイラー等の認定要領、およびOSHMS※基準要求事項に準拠して制定したもので、保安および安全衛生レベルの向上を目指しています。四日市工場でも、千葉工場と同等のシステムで活動を行っています。
※OSHMS:Occupational Safety and Health Management System 労働安全衛生マネジメントシステムの略

【安全管理システムイメージ図】
 
防災体制と訓練実施状況

千葉工場・研究所および四日市工場では、石油コンビナート等災害防止法に基づき、災害時は工場長が最高責任者となる自衛防災組織を編成します。また、コンビナート各社と共同防災組織を設置し、災害時には消防活動の相互応援を行います。さらに、コンビナート内の大容量の石油タンクを保有する企業間で大容量タンク火災用大型消火設備を共同保有し、災害に備えています。

2021年度は、千葉工場、四日市工場ともに2回の訓練を実施しました。


千葉工場 防衛隊訓練
(2021年12月3日)

四日市工場 防衛隊訓練(はしご車)
(2021年6月8日)
 

安全トピックス


キャンペーンステッカー
声掛け強化で不安全行動を抑止する取り組み(守れ!守る!運動)

2021年度から不安全行動の抑止および安全行動の意識向上を目的とし、キャンペーン(守れ!守る!運動)を展開しています。過去の災害の傾向を見ると、声掛けで防ぐことができる災害もあると考え、不安全行動について誰に対してもその場で声掛けしやすい環境をつくることで、相互注意の活性化を図る運動です。定期整備工事では従業員だけでなく、協力会社の皆さんにもこの運動に参加いただき、2021年度は従業員、協力会社ともに休業災害0件を達成することができましたので、今後も引き続き声掛けの強化を推進し不安全行動抑止に努めていきます。

 

労働安全

(1)労働災害防止

2年連続休業労災ゼロ達成

千葉工場・研究所では「安全衛生方針」、四日市工場では「保安方針」において無事故・無災害操業の継続を表明し、工場就業者一人ひとりがこの方針を理解し、目標を達成するために努力しています。

また、危険予知活動の一環として、工場幹部や安全衛生委員によるパトロールを定期的に実施し、異なる人の目で現場作業や設備状況を見るなど、災害発生の防止に努めています。

2021年度は安全諸活動を積極的に展開し、全ての事業場で、従業員・協力会社ともに休業災害は発生しませんでした。休業災害ゼロの継続はもちろんのこと、不休業災害も削減すべく災害ゼロを目指して、引き続き全社を挙げて取り組んでいきます。

(2)リスク改善提案

改善提案を14件採用

当社従業員ならびに関係会社・協力会社の従業員が自ら危険源や問題に向き合い、リスクを低減する提案を行うことで、自主的な安全意識の向上を図っています。2021年度は千葉工場で9件、四日市工場で5件採用されました。

【提案採用件数】
年度 2017 2018 2019 2020 2021
提案 39 31 24 30 14
採用 39 29 24 30 14
 

リスク改善提案の一例


改善前

改善後イメージ
サンプル採取の改善(千葉工場:エチレン製造二課)

設備の運転状況を確認するために高温のサンプル採取作業が発生します。現状ではサンプルの採取口の弁を開けて採取する際に、採取口から噴出したサンプルにより作業者が被液し、火傷するリスクがあります。サンプルが飛散しても被液しないように密閉式ポットでサンプル採取できるよう設備を改造することでリスクが改善されます。

H-101ステージへの進入改善(四日市工場:設備技術課・酸化エチレン製造課)

定期整備時の物資運搬やリークテスト時にH-101ステージへ進入するためガス配管を乗り越える作業が発生します。スペースが狭く、雨の日などは滑りやすく作業員が滑って転倒すると骨折等の怪我を負うリスクがあります。配管を乗り越えられるように手摺付きの昇降踏み台を設置することでリスクが改善されました。

 

物流安全

(1)物流安全協議会


アイダブリュウケイ・万年代表による講演の様子
リモートによる「全体会議」を6月に開催

主要物流業務委託会社(20社)で構成する「丸化物流安全協議会」の活動は、新たな変異株による新型コロナウイルス感染再拡大の影響により様々な制約を受けましたが、概ね計画通り実行しました。会員各社事業所への訪問による直接対話が困難な中、年初の活動目標、計画およびその進捗状況ほか、会員各社とは紙面を中心に定期的な情報共有を行いました。また、6月の「全体会議」はリモートでの開催とし、会員全社にご参加いただき、年間目標である「重大事故0件」達成を含めた1年間の活動内容、発生した物流トラブル事例(原因分析、傾向含め)等の報告を行いました。また、会員各社からのご要望もあり、10月にはアイダブリュウケイ代表・万年美恵様を講師としてお招きし、「ペップトーク:どんな言葉を口にするかでチーム力が変わる!?」をテーマとした講演会を開催、多くの方々にご聴講いただきました。

物流事故想定訓練を実施(3月)

当社製品の陸上輸送を委託している(株)メロス様および危険物質事故対応サービスの契約先である(一財)海上災害防止センター様のご協力をいただき、「物流事故想定訓練」をリモートで実施しました。今回の訓練は、テレワーク体制を想定し、社内外関係先との連絡・連携体制における課題の抽出を目的としました。

 
【物流事故想定訓練】
目的 テレワーク体制における社内外関係者との連絡・連携体制における課題の抽出
想定事故 有料道路走行中のタンクローリーの自損事故による製品の漏洩事故
訓練内容 事前に共通の1枚のシートに時系列で各社ごとに対応すべき事項を記入した上で、訓練当日は、タイムラインに沿って各々の作業内容や連携状況を確認。終了後に意見交換を実施。
実施結果 発見された課題について、物流安全協議会会員にも情報共有するとともに具体的な対策を検討している。
 

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