拠点紹介

千葉工場

2基のエチレンプラントを擁する
国内屈指の工場
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2基のエチレンプラントを擁する
国内屈指の工場

千葉工場
拠点面積:728,788m2

千葉工場は、京葉工業地域の市原市五井地区に位置する、石油化学コンビナートの中核工場です。1964年に操業を開始し、現在、2基のエチレンプラント(3EP、4EP)を稼働、エチレンやプロピレンなどの基礎化学製品やスチームなどのエネルギーをコンビナート内各社に安定供給しています。また、当工場は、塗料やインクの原料となる化成品、半導体製造に用いられる機能化学品といった、人々のくらしに欠かすことのできない素材の製造も行っています。

執行役員 千葉工場長
鈴木 賢一

千葉工場では、安全・安定操業の継続を第一の方針として、事故や災害の芽を摘む努力を積み重ねています。また、廃棄物削減や省エネルギー推進により環境負荷の低減に取り組むとともに、お客様との信頼関係が永く続くよう高品質な製品の安定供給を継続していきます。これからも地域の皆様とともに持続的に発展していけるよう、生き生きと輝ける人材づくりと風通しの良い風土づくりに努めていきます。

四日市工場

酸化エチレンなどを安定供給する工場
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酸化エチレンなどを安定供給する工場

四日市工場
拠点面積:64,490m2

四日市工場は、三重県四日市臨海地区の霞コンビナート内に位置し、エチレンを原料とした酸化エチレンおよびエチレングリコールの製造を主体とする工場として1975年に操業を開始しました。その後、製造能力の増強を行うとともに、酸化エチレン付加体設備を拡充し、主に洗剤用途である界面活性剤、ポリエステル繊維やペットボトル原料、セメント粉砕助剤など、各種産業に欠かせない素材を製造しています。

四日市工場長
渡部 栄一郎

四日市工場では、安全・環境面から地域住民の皆様に安心して生活していただける操業を使命とし、従業員一人ひとりが企業倫理、企業行動指針を理解して生産活動を行っています。また安全・環境などさまざまなリスクを特定し、未然に対処する活動や、漏洩、災害を想定した対処訓練を定期的に実施しています。環境面では、排出ガスや産業廃棄物の数量管理を堅実に行い、低減策を考え、実行することで環境負荷の低減に努めています。

研究開発センター

石化事業強化および新規事業創出に
挑戦する組織
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石化事業強化および新規事業創出に挑戦する組織

研究開発センター

研究開発センターは、2023年度より、千葉工場に隣接する新しい研究拠点でコーポレート研究開発組織として再始動しました。現在の業務は、①保有原料などを活用し、顧客・市場ニーズに対応する「付加価値を創造した新製品開発」、②社会と丸善石油化学の持続可能な発展を目指した「新規事業・技術開発」などであり、競争力のある製品開発から未来を見据えた事業・技術開発まで、社外連携を含めて、幅広く実施しています。

研究開発センター長
林田 能久

研究開発センターでは、石油化学事業の競争力強化につながる新製品開発に加え、CO2排出削減・カーボンニュートラル社会実現に向けた石油資源の有効活用や要素技術の検討を進めています。また、石油化学事業・機能化学品事業に続く、丸善石油化学の未来を見据えた新規事業創出を目指し、大学などとの共同開発により、特徴ある技術を生み出しています。これらの活動を通じて、研究開発力をベースに、社会と丸善石油化学の持続的発展に向けて挑戦を続けています。

機能性樹脂技術
開発センター

機能性樹脂に特化した開発から製造まで
一貫して担うスペシャリスト集団
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機能性樹脂に特化した開発から製造まで
一貫して担うスペシャリスト集団

機能性樹脂開発センター

機能性樹脂技術開発センターは、2023年に研究所(現・研究開発センター)から分離・独立し、機能性樹脂の開発・製造・品質・技術管理の体制を一層強化しました。機能化学品部との連携を密にすることで、レジスト用樹脂製品や新規材料において、開発から製造までを一貫して管理・運用できる体制を確立しています。販売部門とも一体となった迅速かつ柔軟な対応力を活かし、変化の激しい半導体業界において、市場ニーズに的確に応えています。

機能性樹脂技術開発センター長
土屋 満智子

機能性樹脂技術開発センターでは、成長を続ける半導体分野におけるレジスト樹脂事業の拡大に向け、最先端技術に対応した製品開発を強化しています。年々高度化する要求品質に応えるため、設備・原料・工程にわたる品質管理体制を構築し、安定供給と顧客満足の向上に努めています。化学物質管理や安全・環境への影響評価も継続的に実施し、信頼性の高い製品づくりを推進しています。今後も技術力と品質力の両面から価値ある製品を提供していきます。

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