安全ナンバーワン活動
全社が一丸となって安全ナンバーワン活動に取り組んでいます

「安全ナンバーワン企業を目指す」ことは当社の経営方針の一つです。
千葉工場および四日市工場をはじめとする各事業場の「無事故・無災害の維持・継続」は当社を取り巻く全ての人々に対して約束され、確保されていなければなりません。この「安全」という重要な使命を果たすために、関係会社や協力会社を含む丸善石油化学全体が一丸となって「安全ナンバーワン活動」を展開し、安全ナンバーワン企業を目指しています。
■ 発足の背景と経緯
2004年に休業災害5件、不休業災害9件の労働災害、2005年には火災事故2件が発生し、千葉労働局より千葉工場は「安全管理特別指導事業場」(2006年 4月から1年間)の指定を受けました。工場創業時からのベテラン社員が定年退職を迎え、社会・経済構造の変化などによる価値観の多様化の中で、従来からの手法では限界が生じていました。
そこで、安全への決意を新たにして安全への取り組みを再構築することにしました。まず、2006年 7月に「安全ナンバーワン活動」を立ち上げ、安全を原点に立ち戻って見つめ直すことからスタートしました。2006年 12月に安全ナンバーワン推進活動委員会が「安全中期3ヶ年計画の方針と実行体制」(2007年~ 2009年)を定め、2007年 1月には基本理念・基本方針・行動基準を定めた社長による「安全宣言」が行われました。
2007年 4月「安全中期3ヶ年(2007 ~ 2009)計画」を策定し、安全ナンバーワン活動をCSR活動のRM(リスクマネジメント)活動の重要テーマと位置づけました。
安全宣言

2007年1月1日に安全に対する基本理念、基本方針、行動基準からなる「安全宣言」を発表しました。この宣言をもとに安全ナンバーワン活動をグループ全体で一丸となって取り組んでいくことを確認しました。
“安全ナンバーワン活動” は、既存のライン体制(事業場長-部門長-部署長)とは別に全社横断的なプロジェクト体制により実行してきましたが、当初の課題が全て既存のライン体制により行えるようになり、全員参加型の小集団活動を根付かせることができたため、プロジェクト体制“安全ナンバーワン活動実行委員会” を解散しました。
これにより、安全衛生活動は全て既存のライン体制による実行となりましたが、“安全ナンバーワン活動” という名称は全ての安全衛生活動の総称として残すことにしました。
推進体制の見直しにあたり社長によるコミットメント“安全宣言”も一部を見直しました。2017年 6月30日、社長交代により鍋島社長が改めて「安全宣言」に署名しました。
また、2018年からは第4次安全中期5ヶ年計画を策定しています。全社の方針・目標は、各事業場の方針・目標/計画に展開され、活動を実施しています。
(安全中期5ヶ年計画については、CSR活動実績/安全管理で紹介しています)