当社は、事業活動に伴う環境負荷の低減を重要な課題と位置づけ、さまざまな取り組みを推進しています。地球環境の保全と持続可能な社会の実現に向けて、責任ある事業活動を継続していきます。
環境負荷低減への取り組み

ナフサ由来の危険物質や有害物質を多く取り扱う当社では、人の健康を保護し、生活環境や自然環境を保全するための活動に力を入れています。
有害大気汚染物質に該当する物質が大気に拡散したり、微量でも排水とともに放出されないように、技術検討と設備投資、適切な運転管理と運転技術の向上を重ねています。
千葉工場で製造するベンゼンは、「有害大気汚染物質に該当する可能性がある物質」に含まれ、そのうち特に優先的に対策に取り組むべき物質(優先取組物質)としてリストアップされた物質のうちの一つです。
排水に含まれるベンゼンを曝気槽(RV-90)で除去することで、ベンゼンをほぼ含まない排水を後工程の排水処理施設に送れるようにプロセスを見直し、大気拡散の低減に繋げました。
酸化エチレンの自主的な排出抑制対策
四日市工場で製造する酸化エチレンも有害大気汚染物質に規定されています。製造する事業者には自主管理により排出を抑制する対策を講じることが求められています。
四日市工場では製造プロセスの一部を見直して、プロセスガスクロ(ガス成分の分析装置)の系内から通常は大気に排出される酸化エチレンを再び製造装置に戻す設備改善を行いました。
2025年度は前年度に比べて酸化エチレンの排出を約20%減少することができました。今後も検証を重ねて、事業所からの排出を更に抑制できるように努力を重ねます。
CDP評価について
CDPは、投資家、企業、国家、地域、都市が自らの環境影響を管理するための情報開示システムを運営し、環境課題(気候変動、水セキュリティ、森林)に関する改善の働きかけを行う国際的な非政府組織(NGO)です。
当社はコスモエネルギーグループの一員として環境データを報告しており、その内容は、コスモエネルギーホールディングスの評価(CDPスコア)に統合されています。
気候変動、水セキュリティの質問書に回答し、評価を受けています。

